姉へ
母の先が長くないので施設が特別面会を許可してくれた。
わだかまりだらけの姉だが、最後に一度会わせるべきだ。
良かれと思い、面会を打診したが都合が合わずそこから、姉は電話も出ないなしのつぶて(=_=;)
これ以上姉に関わり心をすり減らすならこれを最後に連絡を絶とう、葬式も呼ばない、そんな覚悟で最後のショートメールを送った。
「母が先日から寝たきりになり面会部屋に移動できないので、面会は利用者用フロアです。
その為に施設の設けたコロナ検査を受けてもらいます。
施設は予め検査薬、白衣など準備が必要です。また緊急事態宣言で入館禁止の中、異例なこともあり、予約なしでは面会できません。
尚、金曜日は17時までしか面会できませんでした。
取り急ぎ施設に土曜日の面会を調整してもらいますが、その前に私の代わりに母の友人を一緒に連れて行くことを了承してもらえませんか。
これらの相談もあり、取り急ぎ電話をしました。折り返し電話お願いします。
電話に気付かないと思ってメールしてます。
もしも何か考えがあって返事がないならば、お互いの為、もう私は連絡しません。
18時頃まで待ちます事情あるならばワン切りでもかまいません」
ようやく姉から連絡が来た、我ながらお人好しだ。